ベースキャリア基本の説明
ベースキャリア+アタッチメント(ルーフボックス・ルーフラック・スキー/スノーボード積載用・サーフボード積載用・カヤック積載用など)カーキャリアのメーカーには、THULE(スーリー)、inno(イノー)※昔はRV-INNO、、Terzo(テルッツオ) があります。
現在(=2020年)は、輸入車はもちろんのことトヨタ・スバル・マツダ・日産などの日本車も含めたベースキャリアの適合車種がもっとも多いTHULE(スーリー)。 そして日本車・日本国内でしか販売のない軽自動車にもベースキャリア適合があるinnoの2大メーカーから選択するようになってきました。
車種やグレード・自分の積載したい荷物によってもどちらが良いかが違ってくる場合があります。
とくにはじめてカーキャリアを選ぶときは、まずベースキャリアの適合がこの2メーカーから出ているか?をチェックしてみるのをオススメします。
たくさんのご質問にお答えしてきた谷川屋では過去に
・家族でキャンプへ行こうと楽しみにしていたのに新しく買ったクルマはベースキャリアの適合がないクルマだった。。。
・カヤックを積載しようと思っていたのに、新しく買ったクルマはベースキャリアをつけても最大積載重量が低かった。=軽いモノしか積めない)
など、泣くに泣けない状態のご相談をいくつも受けてきましたので、
クルマを買う時に一度、<<ご自身のご希望の利用方法が可能なクルマなのか?>>を是非、確認してから購入するクルマを決定していただきたいと思っています。
「ベースキャリア」(=言葉通り土台ですね!)をクルマに取り付けし、
その上に、
「アタッチメント」(=ルーフボックス・ルーフラック・スキー・スノーボード積載用キャリアなど)を取り付けることで、目的とする荷物を運ぶことが出来ます。
※ベースキャリアは乗用車の場合、通常前後に2列装着です。
※ハイエースなどのレインガータータイプと呼ばれる屋根のものではそれ以上取り付けすることもあります。
さらにベースキャリアの細かいパーツを見ていましょう。
ベースキャリアの構成部品の中で、バーと接続されて車体に取り付けるためのパーツ。(フット=文字通り足の部分ですね!)
フットは、昔は2?3種類程度だったのですが、2020現在では、車体側の屋根の形状が多様になるのに対応するため種類がどんどん増えています。
そのため、はじめて購入する方にとって、クルマに適合するベースキャリアを正しく購入するのが難しくなってしまっています。
谷川屋では、メーカー>車種名>モデル・年式などから系統別に調べていくことが簡単に出来るベースキャリア適合を調べるウェブサイトも運営しておりますので是非、ベースキャリア選びの参考にしてください。
ベースキャリアの構成部品の中で、バーがアタッチメント(ルーフボックス・ルーフラックなど)を固定する部分です。
昔は、四角いバーだけだった為走行中に風切り音が40kmから50kmくらいを過ぎたあたりから聞こえましたが、現在はTHULE ウィングバーEvoシリーズ・ウィングバーエッジ/ウィングバーエッジレール。inno エアロベースラックシステム専用バーのように走行中に風切り音が発生しにくいモデルの人気があり主流になりつつあります。
車種別(専用)取付キットはクルマにより必要だったり、必要なかったりします。
言葉通り、基本的に固有の車種別専用でベースキャリアを固定するための金具やゴムなどのパーツです。
2020現在では、車体側の屋根の形状が多様になるのに対応するため種類が(クルマの数だけ)どんどん増え続けています。
そのため、はじめて購入する方にとって、これもクルマに適合するベースキャリアを正しく購入するのが難しくする原因となっています。
谷川屋では、メーカー>車種名>モデル・年式などから系統別に調べていくことが簡単に出来るベースキャリア適合を調べるウェブサイトも運営しておりますので是非、ベースキャリア選びの参考にしてください。
ベースキャリアを取り付けすることができたら!!
自分の運びたいものに合わせてアタッチメントを取り付けることが出来るようになります♪♪
ひととおり説明を出来たところで
実際に、どれくらい沢山の種類の屋根があり、それに対応するにはどのようなベースキャリアがあるのか?を見ていきましょう。
【ベースキャリアの装着方法】
基本的にこのタイプは、車種別専用取付kitが必要です。
車種別専用取付kitがそのクルマ専用の形状で作られているので、説明書の指示通りの場所に取り付けします。一般的にドアを開いてボディ側をつかむカタチで固定します。
そのため、説明書を無視して取り付けした場合は脱落の危険性が高くなります。心配する方も多いのですが、クルマ本体には傷がつかないように接地する部品はゴムや樹脂コーティングのような皮膜で覆われた部品で取り付けしますので心配ありません。
【ベースキャリアの装着方法】
一般的なルーフレール形状=屋根との間に十分なスキマがあるルーフレールに装着します。
基本的にこのタイプは、車種別専用取付kitを利用しません。
ルーフレール=言葉通り屋根=ルーフについているレールですね!
標準装備でついている場合と、工場出荷時にしか装着出来ないクルマもあります。クルマの購入時にルーフレール付きのモデルを購入する注意が必要です。
【ベースキャリアの装着方法】
近年採用されるクルマの多いのがダイレクトルーフレール(フラッシュレールとも呼ばれる)ルーフレール形状=屋根との間にスキマが無い場合がほとんど。
※しかし、このタイプの難しいのは、見極めが難しい派生タイプが多いこと!
・屋根との間にわずかなスキマがあるクルマ(=VOLVO XC40など)
・ダイレクトルーフレールの中に取付ポイントがあるもの(=Audi Q7や(2020時点で新型)トヨタRAV4・日産エクストレイルT31など)
・見た目はダイレクトルーフレールに見えて、ただ盛り上がっているだけでベースキャリアの取付が一切出来ない見た目だけで利用出来ないもの(トヨタアクア・トヨタカローラフィールダーWxB 型式NKE16#など)
基本的にこのタイプは、車種別専用取付kitが必要です。
車種別専用取付kitがそのクルマ専用の形状で作られているので、説明書の指示通りの場所に取り付けします。
そのため、説明書を無視して取り付けした場合は脱落の危険性が高くなります。
心配する方も多いのですが、クルマ本体には傷がつかないような部品で取り付けしますので心配ありません。
標準装備でついている場合と、工場出荷時にしか装着出来ないクルマや特定のグレードにしか取付出来ないクルマもあります。(=マツダCX-8など)
クルマの購入時にルーフレール付きのモデルを購入する注意が必要です。
【ベースキャリアの装着方法】
レインガーター部分を挟んで固定します。
レインガーターはトヨタハイエースが代表的なクルマですね!Honda車ではN-VANにもついています。
言葉通り雨どいで、走行中の雨滴を屋根に流す役割があり、実は新幹線のドアの上にも乗客に雨が落ちてこないようについていますので是非一度ご覧ください。
※レインガータータイプは商用車に採用されているため、屋根一面に広がる大きな一体型の仕事用のものが販売されている場合があります。
自分のクルマの(ルーフ)ベースキャリア適合を調べてみてください♪♪
カーキャリアアドバイザー たにがわ♪♪